2000年3月2日(金)、皆生グランドホテル天水(鳥取県米子市)で、富士バイオ且蜊テの「第2回カニ報恩感謝供養祭」が開催されました。

カニ供養祭の関心は地元でも高く、米子空港に歓迎の看板が立てられるなど、鳥取県からの援助もあり盛大なものとなりました。

カニ供養祭は、1990年7月に行われた「第1回カニ供養祭」以来、10年ぶりの開催で、国内外からキチン・キトサンの研究者、製造、販売企業などおよそ200名が参加しました。

祭壇にはベニズワイガニが供えられ、出雲大社米子分室の宮司が祝詞をあげ、修祓の後、降神の儀、祝詞奏上を行い、その後、玉串の奉奠が行われ、主催者、来賓が奉納しました。

当日の模様は、NHKや朝日新聞などの大手メディア、山陰中央新報が報道し、地元NHKでも「カニ供養祭とキチン・キトサンシンポジウム」の様子を夕方・夜のニュースで放映しました。

また、午後から同ホテルにて「キチン・キトサンの展望とカニ供養祭」をテーマにキチン・キトサンシンポジウムが開催されました。

シンポジウムでは、世界に先駆け、日本でのキチン・キトサン研究に邁進する、元鳥取大農学部教授 平野茂博氏の講演「キチン・キトサン:環境と生態系に優しい次世代の産業資材」、愛媛大学医学部教授 奥田拓道氏の講演「機能性栄養食品をリードするキチン・キトサン」が行われました。

その後、平野・奥田両氏に福地知行氏(静岡県立大学薬学部名誉教授)、田中信康氏(元厚生省生活衛生局食品保健課新開発食品保健対策室長補佐)らが加わり座談会が行われました。

平野茂博氏の講演概要:
キチン質は地球上のすべての環境で循環し、地球と生態系の保全に役立っている。現在、健康食品、人工皮膚、排水処理、農業用資材などいろいろな方面に使わている。これは他のどのような薬も食品も真似できない。手術用の縫い糸で使われるキチン質の繊維は、体内で溶け、抜糸の必要がない。傷を治したり免疫を高める、細胞を活性化させるという特性がある。

奥田拓道氏の講演概要:
医療の中心は生活習慣病の予防に移りつつある。生活習慣の基本は食と運動。三度の食事を補う意味で機能性栄養食品が注目を集めるようになっている。高齢化社会に対応した予防医学の観点からキチン・キトサンの役割がますます高まりつつある。キチン・キトサンを漢方に当てはめてみると、陰陽のバランス維持に素晴らしい効果を示すことが明らかになってきた。

  • 朝日新聞:海の恵みに感謝、10年ぶりカニ供養
  • 山陰中央新報:皆生でカニ供養祭、全国のキチン・キトサン研究者ら
  • キチン・キトサンジャーナル:200名参加で厳粛な神事、地元の関心も高く盛大に
  • ヘルスビジネスマガジン:「カニ供養祭」と「キチン・キトサンシンポ」開催
  • 食品化学新聞:キチン・キトサンの展望とカニ供養祭

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